人や商品を他の人に紹介する時に、自分の得意なことや自分の強みを気付いているとうまく紹介することができます。
自分の強みを見つける自己分析の方法はこちら
この記事は20代から30代の営業に携わっている人や新たな視点を持ちたいビジネスパーソンや電話や玄関先などで営業マンと喋っているうちに欲しくもないのに買ってしまって、後から後悔した経験がある方にも有用な記事となっています。
商品の良さを伝えるだけではない営業力

商品の良さを伝える営業力について説明します。

私、営業じゃない・・・

お客様に商品を売る小売業
社内でプレゼンする場合
社内で新たなシステムを導入したい場合など様々な場合で有効です。
商品の購入してもらう場合に、ただ商品の説明をしても、感謝されて終わります。
自分の案・意見を取り入れてもらうために相手の希望・将来の展望を引き出す力が営業力です。
1.ヒアリング力
自己分析でも行いましたが相手の希望や困っていることを明確にすることです。相手になぜなぜなぜと繰り返すわけにはいきません。
相手の言っていることを反復しながら困っていることを明確にするということが大切です。
2.必要としていることを気付かせる
商品を紹介する場合に、こちらからお願いして買ってもらうのではなく、本当に欲しいものだと気づき向こうからお願いしてもらう力が営業力です。お客様の理想とするべきゴールに対して何が足りないかを気付いてもらうことです。理想像に対して、今現状どこまで進んでいてどのような手順を踏めばいいのかを具体的に示す必要があります。

将来が不安で保険契約したり、不動産買ったりしていたわ
3.説明しているか。イメージしているか。
1~10まで説明している営業マンはなかなか売れません。お客様の願望を理解して、将来をイメージさせるようなトークができる人は色々な商品を売ることができます。
また、自分ばかりが熱心に喋ってしまってはいけません。相手はその話に興味などないのです。
そのため自分の土俵でどんどん喋るのではなく相手の日常生活や将来のことなどを織り交ぜながら相手にイメージをしてもらってから話すしかないのです。
さらにこれは理想ですが、自分も納得して本当に勧められるものを勧めるのが良いです。不動産や保険の中には、明らかにお客様が損をすることがわかっていながら「資産になりますよー」と勧めてくることがあります。一時的な収入には繋がるかもしれませんが信頼関係の構築という面で失敗しています。企業に雇われているサラリーマンでは商品を自分で選べないこともあります。葛藤が起きることもあるので注意しましょう。
自分が納得できたものを嘘偽りない心で自分の実体験を踏まえながら淡々と話すのが良いです。

最近、年金問題や増税になっているから
その世代には将来の不安を煽られると買ってしまうことがあるのね。
日常からイメージさせる力を鍛える
イメージしてもらうための説明力は日常から鍛えることができます。
例えば、おいしいご飯を食べに行って友達に話す時から鍛えることができます。
上記の写真を見せながら、美味しさを伝えてみましょう。
「並んでいるときからいい匂いが店内に漂っていて、みんなが注文していたよ。なので私も注文して実際に食べてみたら本当に美味しかった。塩も天然の塩を使っていて、タレも3種類あって飽きずにおいしく楽しめた!」
日常の生活の中でも自分の表現力を上げることができるのです。
相手が納得して私も食べに行きたい!となったら成功です。
3.情報力
営業力を上げるためには自社の現状を把握して、自社の強みや問題点を洗い出すことです。
自己分析で行ったことの応用で、それが会社全体に広がっています。
自社で成功している人の意見を取り入れたり、長年会社に積み重なっているデータやノウハウを交換することで個々の営業力の向上から会社全体の営業力の向上、パフォーマンスの向上につながります。
部下を指導することで部下の営業力を強化することができることの他に、自分のマネジメント力を向上することができます。
連携は大切です。自社のアピールポイントと営業マンが普段伝えていることとのズレを認識したり、営業マンがどの程度商品について理解しているのかを把握するためにも必要なことになります。

日頃から情報を集めて、共有して、良いところは取り入れましょう。
先輩のいい情報を聞くためのヒアリング力も営業力になります。
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