パラレルワーク ~多様性のある働き方へ~

働き方・生き方

パラレルワーク(複業)とは

「パラレルワーク」という言葉をご存知でしょうか?

パラレルは平行という意味を持っています。

パラレルワーク(複業)の意味とは同時並行でビジネスをすることを指しています。ひとつのビジネスに依存しない働き方です。

 

パラレルワーク(複業)と副業の違い

副業はメインとなる本業がありながら空いた時間を使って本業の収入を補うものというイメージですが、パラレルワークは複数のビジネスを同時並行で行って、複数の収入を確保する意味を持っています。そのため複業という言葉を使う場合もあります。

 

なぜパラレルワークが人気になってきているのか?

パラレルワークが注目されるようになった経緯としては労働環境の変化と多様性が求められるようになってきたということです。

終身雇用制度の崩壊・大企業の経営破綻・IT化による人員削減など

働く環境は大きく変化しています。

終身雇用制度が終わりを迎え、

会社ではなく個人の力というものが重視されるようになってきています。

そのため、様々な仕事をこなしながら技術を磨いたり、人脈を作る人が増えてきています。

積み重ねていくうちに、独立や起業の道も見えてきます。

 

パラレルワークのメリット

リスク分散可能

大企業であってもなくならない保証はどこにもありません。パラレルワークを行っていれば収入源が複数あるので、収入がいきなり0になることはないのです。

異なる収入源を持つために、生活のために仕事をする必要がなくなり、やりたいことができたときはあえて仕事を減らすという選択肢もできます。

会社以外の人脈ができる

会社員として働いているだけでは会社内の人材としか関わるチャンスがありません。本業で関わるチャンスのない人たちと出会うことで新たなビジネスチャンスを生み出すことができます。

時間管理能力が身につく

本業とは別にビジネスを始める場合には、限られた時間の中での効率を求めないといけなくなります。そのため、時間の管理能力が身につくようになるでしょう。

パラレルワークのデメリット

就業規則による制限

就業規則により禁止されている場合があります。国は副業を推進していますが、企業では副業やパラレルワークを行うことは、未だ禁止の所や条件付きの場合もあります。一度就業規則を確認しておきましょう。なお就業規則に法的拘束力はありません。

本業と両立

パラレルワークを行うことで、他の仕事に支障をきたしてはいけません。時間の管理や体力管理などの能力を身に付けられますが、過剰に仕事を受けて納期を遅らせてしまうことはクライアントに迷惑をかけてしまうことでしょう。企業であれば企業名で発注することができますが、個人間の仕事は信頼で成り立っています。身につけるまでは無理をしないように気をつけましょう。

 

最後に

株式をやっている人はわかりますが、投資商品はリスクを分散させるために国や時間、商品の分散を行いポートフォリオを組みます。1つのもので損失がでてしまってもトータルで+になるように組み合わせるのです。

パラレルワークも同じように1つの事業がうまくいかなくても他のものでカバーすることができるので、収入が0になるリスクを回避することができるのです。

パラレルワークを行い、時間効率と作業効率が上がることで業務の効率化が進み、自己成長に繋がります。

自分で全てができるようになったら、他の人にできるものは外注したり、人に教えてやってもらうことで自分の業務の負担を減らすことも大切です。

さらに複数の案件を抱えている場合には、それぞれの案件が自己の成長に繋がるので、それぞれの案件にシナジーがあったほうが良いです。相乗効果が起こり全体の利益向上に繋がります。

キャッシュを生み出すものは資産であり、個人事業主やビジネスオーナー、投資家はビジネスを資産と考えて行動しています。資産を大切にして行動していきましょう。

 

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