生命保険とは
生命保険とは保険料を負担しあい、もしもの時のために保険金をもらうことでリスクに備えることです。人の生命や病気などに関わる保険です。
生命保険に対し、家や自動車などモノの損害に備えるものは損害保険と言います。
生命保険の分類
生命保険とは一般的には死亡保険の他に、医療保険、がん保険、学資保険、年金保険など様々な場合に備えて生命保険会社が提供しています。
1.死亡保険
死亡保険は保険者が死亡や高度障害になった場合に払われるお金です。
定期保険
定期保険は期間がすぎても生存していた場合は払われず、保険金がなくなります。掛け捨てタイプと呼ばれます。貯蓄はできませんが保険料が安く済むことがメリットとして挙げられます。
終身保険
終身保険は保険期間が一生涯となり、死亡したら必ず支払われます。一定以上の期間保険料を払っていると途中で解約しても解約払戻金が受け取れます。保障と貯蓄の両方ができる保険です。
養老保険
養老保険は満期保険金と死亡保険金が同額であるという特徴を持っています。老後の生活資金を貯めながら死亡リスクにも備えることができるため少々割高な保険料となっています。
死亡保険を種類別に3つに分けると
1.定期保険グループ
更新型
一定の保険期間を契約時に設定し、保険期間が終了するたびに更新されます。保険期間中の保険料は一定の金額ですが年齢が上がるたびに値上がりするため、次の更新の時には少しずつ上昇していきます。
若い時は安く済ませることができる保険です。
全期型
全期間にわたって保障される保険です。保険料が一定金額のため計画を立てやすいと言ったメリットがあります。
しかし、インフレにより貨幣価値が目減りしたり、安い保険商品が出た時に自ら保険の見直しをする必要がでてきます。
2.生存保険
ライフイベントが進んでいく中で、もしもの時に受け取る保険です。
年金保険
現役時代に積み立てておいて老後に年金を受け取ることができます。
学資保険
現役時代に積み立てておいて子供が大きくなった場合に満期金を受け取ることができます。
養老保険
一定期間の間に亡くなった場合に保険金が出ます。生きていても満期金がもらえます。
医療保険
病気やケガの際に保険金を受け取れます。
介護保険
要介護状態になった時に保険金がでます。
ガン保険
ガンと診断されると保険金が受け取れます。
特定疾病保険
特定の病気(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)になった場合に保険金がでます。3大疾病の保険です。
家計保障保険・就業不能保険
病気やケガで仕事ができなくなると保険金がでます。
まとめ
死亡保険も生存保険ももしもの時のためのお金です。
もしもの時のために備えすぎて今の生活がキツキツになってしまったら元も子もありません。
もしもの時のために持ちこたえられるお金があればわざわざ入らなくても良いかもしれません。
将来と今の立場や現状を理解してよく考えましょう。
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